スキンケアに関心を持ち始めた時、ほとんどの人が「化粧水を購入すること」から始めたと思います。
化粧水はスキンケアの基本であり、洗顔後にまず最初に顔に付けるものです。
しかし
- なぜ最初に化粧水を付ける必要があるのか?
- 化粧水の効果とはどういったものなのか?
など化粧水のことをしっかりと理解している人は、化粧品関連の仕事に就いている人か美容に対してかなり強い関心を持っている人くらいだと思います。
そこで今回は「スキンケアにおける化粧水の本当の効果」について詳しくご説明したいと思います。
これを知ることによって「化粧水とはいったいどういったものなのか」ということがしっかりと理解出来るので、自分にあった化粧水を選びやすくなると思います。
キレイな肌を保つためにも是非参考にしてみてください。
化粧水の効果を正しく理解している人は少ない
化粧水の本来の効果は「肌に水分を補給して肌の土台を作ること」です。
洗顔後の肌は、汚れと共に「肌のうるおいを保つために必要な成分」も失った状態です。
そのため洗顔後に化粧水で肌に水分を補給して、後に着ける美容液や乳液の成分が浸透しやすい「土台」を作ることが必要なのです。
化粧水というものは7~8割ほどが「水」で、そこに水溶性(水に溶ける性質)の有効成分を混ぜることで作られています。
ほとんどが「水」の化粧水だけでは、油分が足りないため「肌の水分を維持すること」が出来ません。
ですので、化粧水とは保湿ケアを行う際の「土台」であり
- 美容液
- 乳液
- クリーム
といった後に付けるスキンケアアイテムがあって、ようやく「保湿」が完成するのです。
保湿についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
欧米ではほとんど化粧水を使わない
日本よりも乾燥した気候であるにもかかわらず、欧米では化粧水を使って保湿をするという文化がほとんどありません。
これは日本人をはじめとしたアジア人と欧米人の「肌質」や「気候」、「水道から出てくる水」の違いにあります。
欧米人の肌はアジア人と比べて角質層(肌の表面)が分厚いため、外からの刺激に強く皮脂分泌量が少ないといった特徴があります。
また非常に乾燥した気候であり、水質も硬水がほとんどです。
そのため日本人のようにしっかりと汚れを落としてから保湿ケアを行うと、肌が乾燥してしまいやすくなるのです。
これらの理由により、化粧水でスキンケアを行うというより「油分の多いクリームによって肌をケアする」という文化が根付いてきたのです。
「肌質」「気候」「水質」の違いがあるため、肌が繊細で皮脂量の多い日本人が欧米人と同じような方法でスキンケアを行うと「くすみ」や「ニキビ」「吹き出物」といった肌トラブルの原因になります。
海外のスキンケアを参考にする人もいますが、まず日本人の「肌の特徴」「気候や水質の違い」を理解して、日本人には日本人にあったスキンケアに取り組むことが最も効果的なのです。
日本人のスキンケアについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
化粧水には様々な効果を持ったものがある
化粧水は肌に水分を与えて土台を作る効果以外にも、目的にあわせて様々な効果を持つものがあります。
- 一般肌用化粧水
- 収れん化粧水
- 美白化粧水
- アルカリ性化粧水
- 敏感肌用化粧水
- ニキビ用化粧水
など、実は自分の肌にあわせてこれだけの種類の中から化粧水を選ぶことが出来るのです。
一般肌用化粧水の効果とは
一般肌用化粧水は最も一般的な化粧水であり、保湿と土台作りが目的である化粧水です。
特に記述がなく化粧水と表記されているものは、すべて一般肌用化粧水になります。
肌に特定の悩みやトラブルがなければ、一般肌用化粧水を使用することをおススメします。
収れん化粧水の効果とは
収れん化粧水とは「肌を引き締めること」を目的とした化粧水になります。
肌を引き締めるというのは、開きっぱなしになってしまった毛穴を閉じたり、粗くなってしまった肌のキメを整えたりすることで、肌の見た目をきれいに整えるということです。
さらに毛穴が引き締まることで、毛穴の奥から分泌される皮脂の過剰分泌を抑える効果もあります。
女性と比べて皮脂分泌量が多く、毛穴も大きい男性の肌には向いている化粧水だと言えます。
脂性肌の人や毛穴の開きで顔が老けたように感じている人は、高い効果を感じることが出来るでしょう。
ただし乾燥肌の人の使用にはあまり向いておらず、肌荒れにつながってしまうこともあります。
また皮脂量が多くても「インナードライ肌」「混合肌」の場合は、肌が乾燥しているため肌の状態によっては使用を控えた方が良い場合があります。
さらに収れん化粧水にはアルコールなどの刺激が強い成分が含まれることが多いため、敏感肌の人が使用すると強い刺激を感じてしまうことがあります。
美白化粧水の効果とは
美白化粧水は名前の通り、化粧水に美白成分が混ぜられているものになります。
ただし美白効果のある成分はたくさん存在しており、成分ごとに効果や特徴に違いがあります。
美白効果といっても化粧品であるため「シミ」や「そばかす」「日焼け」の予防には効果がありますが、もともとの肌の色よりも白くすることや、既に出来てしまった濃いシミやそばかすを消す効果は期待できません。
そのため肌の状態や成分の特徴を理解したうえで美白化粧水を使わなければ、あまり効果を感じることは出来ないでしょう。
美白化粧水に含まれることが多い成分には
- ビタミンC誘導体
- ハイドロキノン
- アルブチン
- トラネキサム酸
などがあります。
ビタミンC誘導体とハイドロキノンは、メラニン色素が生成されることを予防する効果だけでなく、出来てしまったメラニン色素を薄くする効果も期待できます。
しかしどちらも肌に対する刺激が強いため、肌の調子が良い時に使用しましょう。
アルブチンやトラネキサム酸といった美白成分は、メラニン色素の生成を予防する効果のみがあります。
アルブチンはハイドロキノンとブドウ糖が結合したものであるため、肌内部で一部が分解されハイドロキノンとしての効果も期待できると言われています。
トラネキサム酸はもともと抗炎症、抗アレルギー、止血効果があり医療現場で長く使われてきた成分で安全性が高く、肌に刺激の少ない美白成分だと言えるでしょう。
自分の肌質や状態と、美白成分の相性が合っているかを確認してから使用するようにしましょう。
アルカリ性化粧水の効果とは
アルカリ性化粧水には「油分を落とす効果」と「肌を柔らかくする効果」があります。
油分を落とした上に肌が柔らかくなると、毛穴の中に詰まった汚れなども排出され、肌を清潔に保つことが出来ます。
さらに肌がつるつるになるため、肌質によっては劇的に肌がきれいになることがあります。
アルカリ性化粧水に合う肌質の特徴は
- 汗や皮脂が多く分泌される人
- 慢性的にニキビや吹き出物に悩まされている人
です。
しかし油分を落とす効果の強いアルカリ性化粧水を毎日使うことはあまり良くありません。
普段は一般肌用の化粧水を使用しながら週に1~2回、皮脂や汗によって汚れがたまりやすい夏場は2~3回といった風に、肌の状態に合わせて使用頻度を変えるのが良いでしょう。
敏感肌用化粧水の効果とは
敏感肌用化粧水は刺激に弱い敏感肌の人向けに作られている化粧水です。
敏感肌の人は肌のバリア機能や水分保持能力が正常に働いておらず、通常の化粧水をはじめとしたスキンケアアイテムを使用すると、肌が炎症を起こしてしまうことがあります。
敏感肌用化粧水は、そのような敏感肌にとって刺激になるものを使用せず作られています。
ただし敏感肌と言っても人によって刺激を感じる成分などは異なるため、敏感肌用の化粧水でも人によっては合わないこともあります。
一度試しに使ってみて、肌に合わないと感じたら直ちに使用を止めて別の商品に変えましょう。
また敏感肌の症状がひどくなってくると水に触れただけでも肌が荒れることもあるため、そういった場合はスキンケアでの改善は行わず化粧水の使用を控え、皮膚科にて診断を受けて改善していきましょう。
敏感肌についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
【肌が弱い男性は必見!】男が敏感肌になる原因と効果的な改善方法
ニキビ用化粧水の効果とは
ニキビ用化粧水とはニキビに対して効果のある有効成分を配合した化粧水になります。
ニキビの原因となる「アクネ菌の増殖を抑える成分」と「ニキビによる炎症を抑える成分」が含まれており、化粧品ではなく医薬部外品として登録されている商品が多いのが特徴です。
ただし化粧水だけでなく洗顔料もニキビ用のものを使ったり、保湿ケアにもしっかりと取り組まなければニキビを改善することは難しいので、あくまでニキビに対するケアアイテムの1つと考えておきましょう。
ニキビケアについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
化粧水を選ぶ時のポイント
自分にあった化粧水を選ぶためには、自分の肌質を理解することから始めなくてはいけません。
肌質にあわせた化粧水を使うことでスキンケアの効果は大きく変わります。
まず自分の肌で自分が気になっているのはどのような部分でしょうか?
おそらく
- 乾燥していてカサつきを感じる
- 皮脂が多くベタツキを感じる
- 小鼻など毛穴の黒ずみが気になる
- 全体的に昔より老けた印象になってきた
- よく肌荒れを起こしてしまう
- ニキビや吹き出物がよくできる
これらの肌に対する悩みの内のどれかではないでしょうか?
実は肌の悩みによって、自分の肌質がどのようなタイプなのか予想をすることが可能なのです。
乾燥してカサツキを感じる人の化粧水の選び方
全体的にカサつきを感じる人は「乾燥肌」で、口周りやアゴ周りだけにカサつきを感じる人は「混合肌」であると予想することが出来ます。
乾燥によるカサつきが気になる場合は、一般肌用化粧水の中でも保湿力が高いものを選びましょう。
保湿成分の中でも
- ヒト型セラミド
- スフィンゴ脂質
- 大豆レシチン
など保湿力が高いと言われる成分が含まれるものを基準にすると選びやすいでしょう。
保湿力の高い化粧水を使っていたとしても、乾燥肌の人が化粧水だけでスキンケアを終えると症状が悪化する可能性が高いので、絶対に乳液かクリームを使用するようにしましょう。
皮脂が多くベタツキを感じる人の化粧水の選び方
皮脂量が多くベタツキを感じる人は「脂性肌」か「インナードライ肌」、Tゾーン(おでこから小鼻にかけて)にだけベタツキを感じる場合は「混合肌」の可能性が高くなります。
脂性肌の場合は収れん化粧水で皮脂量を抑えるか、アルカリ性化粧水で毛穴に汚れがたまらないようにして、ニキビや吹き出物といった肌トラブルに発展しないようにケアすることがおススメです。
インナードライ肌の場合は、一般肌用化粧水とアルカリ性化粧水の併用がベストでしょう。
皮脂分泌量が多くても肌の内部は乾燥しているのが、インナードライ肌の特徴です。
そのため保湿ケアをしながら過剰に分泌されている皮脂が残ってしまわないようにする必要があるため、この組み合わせで肌質が大きく向上する可能性があります。
また肌内部の乾燥が改善してくれば、収れん化粧水を使用していくのも良いでしょう。
最後に混合肌の場合は一般肌用化粧水を使用し、乾燥している部分にクリームなどで集中ケアをして、乾燥肌の部分の症状がおさまってから脂性肌の部分のケアに取り組んでいきましょう。
これは先に脂性肌の部分のケアに取り組んでしまうと、乾燥肌の部分の症状が悪化しやすくなってしまうためです。
乾燥肌の症状が改善されたら、収れん化粧水やアルカリ性化粧水を使用して脂性肌のケアに変えていきましょう。
小鼻など毛穴の黒ずみが気になる人の化粧水の選び方
毛穴の黒ずみには汚れが詰まって黒くなっている場合と、メラニン色素がシミになって黒ずんでいる場合の2種類の原因が考えられます。
汚れによる黒ずみは触るとざらつきを感じ、メラニン色素のシミによる黒ずみであればざらつきを感じないので見分けることが可能です。
黒ずみの原因にあわせてケアを変えないと、全く効果がなくなってしまうので正しく見分けることが重要です。
まず毛穴に汚れが詰まりやすい人は、汚れを落とすのに最適なアルカリ性化粧水を使用することをおすすめします。
アルカリ性化粧水は汚れを取るだけでなく、毛穴に汚れが詰まりにくい状態にしてくれるため、黒ずみを予防するのに大きな効果を期待できます。
黒ずみを落としてから毛穴の開きが気になる場合は、収れん化粧水に切り替えてケアするのも良いでしょう。
次にメラニン色素によってできた毛穴の黒ずみには、美白化粧水によるケアをしていきましょう。
すでに色素沈着してしまっている状態なので、ビタミンC誘導体やハイドロキノンといったメラニン色素を薄くする効果を持つものでないと改善が難しいでしょう。
ただしビタミンC誘導体、ハイドロキノン共に肌への刺激が強いため、敏感肌や乾燥肌の症状がある人はそれらの症状が改善してから美白ケアに取り組んでいった方が良いでしょう。
※メラニン色素の沈着が濃いものであればスキンケアだけでの改善は難しく、美容外科でレーザー治療などが必要になります。
全体的に昔より老けたと感じる人の化粧水の選び方
顔が全体的に老けた印象に変わったと感じるようになる原因には様々なものが考えられます。
老けた見た目になる要因には
- シワが目立つようになってきた
- 毛穴が広がってしまっている
- 肌のハリが失われてきている
- 肌の色が全体的にくすんでいる
- たるみが出てきて輪郭がぼやけている
- ほうれい線がくっきりと出ている
などがあります。
これらは年を重ねるに連れて誰でも感じるようになる変化です。
しかし生活習慣やスキンケアによって、これらの変化は最小限に抑えることができます。
老化による顔の変化は、肌が乾燥している状態が続くことによって引き起こされるものが多くなります。
「シワ」や「肌の弾力の低下」、「毛穴の広がり」、「ほうれい線」、「顔のたるみ」は肌の乾燥が原因の1つとなり起こります。
充分な保湿ケアに普段から取り組んでおけば、これらの見た目の老化現象を予防することができます。
そのため老化対策には一般肌用化粧水の中でも保湿力の高いものを使用するか、アンチエイジング効果をもつ化粧水を使用することが最適です。
男性の肌は女性と比べて水分量、水分を保つ力が半分ほどであり、もともと乾燥しやすい特徴があります。
つまり乾燥による見た目の老化現象が出やすいのです。
若いころからスキンケアに取り組むことが理想的ですが、変化が現れてからスキンケアに取り組んでいっても遅くはありません。
同年代の周りの人よりも急激に老けてしまわないように、しっかりと保湿ケアに取り組んでいきましょう。
アンチエイジングについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
【20代が老化の分かれ目!】老けない男になるためのアンチエイジング
よく肌荒れをおこす人の化粧水の選び方
肌荒れに頻繁に悩まされる人は、肌のバリア機能が正常に働いていない敏感肌である可能性が高いです。
そのため化粧水選びを誤ってしまうと、肌に負担をかけてしまい症状が悪化してしまう可能性があります。
基本的には敏感肌用に作られている化粧水以外は控えておいた方が良いでしょう。
敏感肌用のものでも沁みてしまうこともあるため、できるだけシンプルな作りの製品を選びましょう。
またバリア機能には水分と油分の両方が必要であり、正常に働いていないということはどちらかもしくは両方が不足した状態です。
化粧水の後に乳液やクリームでしっかりと油分も補ってケアしなくては症状が改善されることは難しく、化粧水だけであればむしろ症状が悪化する可能性が高いので注意してください。
スキンケアや生活習慣を改善しても変化がない場合は、何かに対してアレルギー反応が起こっている可能性も考えられます。
症状が改善されずに長く続く場合は、自力で解決するのは難しいため皮膚科で相談する事をお勧めします。
肌荒れについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
ニキビや吹き出物がよくできる人の化粧水の選び方
ニキビや吹き出物がよくできる場合は、皮脂が多いことと雑菌が繁殖してしまっているということが原因だと考えられます。
ニキビや吹き出物にはニキビ用化粧水を使って炎症を抑えること、毛穴に詰まった汚れをエサにして雑菌が繁殖しているので、毛穴の汚れをきれいに落とすためにアルカリ性化粧水を使用することが良いでしょう。
大人になってからできるニキビは肌の状態を整えないと繰り返すことが多いので、スキンケアに取り組み続けることが重要になります。
また若いころと比べて肌の代謝が落ちているため跡が残りやすく、放置するとシミができたり肌がデコボコになってしまうので、すぐにケアに取り組んでいく必要があります。
一生残ってしまう肌ダメージにならないようにしましょう。
化粧水の正しい使い方
化粧水を誤った方法で使っていると効果をあまり感じられないだけでなく、肌トラブルを誘発してしまうリスクがあります。
まず化粧水の使用量は顔全体にいきわたり、肌が手のひらに吸いつくようなもっちりとした感覚が出てくる量が適量になります。
そのため肌の状態や個人の肌質によって適量は変わります。
たまに耳にすることがあるバシャバシャと豪快に化粧水を付ける方法は意味がありません。
肌に浸透する水分量は決まっていて、それ以上つけても蒸発するだけです。
次に化粧水を付けるときは、手を清潔にしたうえで手のひらで優しく顔を抑えるようにつけていきましょう。
このときに手を温めておくとより化粧水が浸透しやすくなります。
手には多くの雑菌がいるため、清潔にした状態で化粧水をつけなければニキビや吹き出物ができてしまいやすくなります。
そして化粧水を付ける時に叩いて肌に浸透させようとする人がいますが、これは肌トラブルを起こすだけで効果はありません。
肌へ強い刺激を与えることになってしまい、赤ら顔やシミの原因になってしまいます。
スキンケアの基本は肌に強い刺激を与えず、優しく行うことです。
優しく適量を守って付けるだけで、化粧水は効果を最大限に発揮してくれます。
付けるタイミングは洗顔後なるべく早めがベストです。
これは肌が乾燥していくにつれて肌表面が硬くなっていき、化粧水の浸透率が悪くなってしまうためです。
洗顔後軽くタオルで水分を取ることも忘れないようにしてください。
化粧水をつけた後は美容液、乳液、クリームでケアしていきましょう。
化粧水の付け方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
化粧水の後のケアの重要性
化粧水を使った後に乳液やクリームによって油分の蓋をすることは、保湿をする上で欠かすことができません。
化粧水だけではただ蒸発してしまうだけでなく、肌がもともと持っていた水分も伴って蒸発してしまうため、乾燥をより進めてしまうことに繋がります。
また化粧水の8割程度は水で作られているため、有効成分の濃度は多くても2割程度しかありません。
保湿ケアとは「水分を与えて潤いを保つこと」であるため、水分を与えるだけでは不十分なのです。
乳液やクリームなどの油分を含むもので潤いを維持をして、ようやく保湿ケアが出来るのです。
さらに化粧水には肌の土台を作り、次に使うスキンケアアイテムに含まれる有効成分の浸透率をあげる効果があります。
なので化粧水だけでケアを終えてしまうと非常にもったいないのです。
スキンケアでこれからもきれいな肌を保っていくには
- 化粧水
- 美容液
- 乳液またはクリーム
と正しい手順でしっかりと取り組んでいきましょう。
そんなに時間や手間をかけたくないという方や、全て揃えるとコストが気になるという方は「オールインワン化粧水」を使うようにしましょう。
オールインワン化粧水についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
メンズスキンケアには絶対にオールインワンをおすすめする3つの理由
まとめ
化粧水はスキンケアで欠かすことが出来ないアイテムです。
正しい使い方で自分の肌質に最適なものを使えば、大きな効果を期待することができます。
初めてスキンケアに取り組もうとしている人や、よくわからず適当に選んでいた人は、この記事を参考にして自分に最適な化粧水を探してみてください。
化粧水の選び方についてはこちらの記事も参考にしてみてください。