みなさん化粧水は使っていますか?
今の時代、男性や女性に関係なく化粧水を使っているという方がほとんどではないでしょうか。
では、その化粧水について「商品選び」にはこだわっていても、実際に化粧水を使用する時の「使用量」や「付け方」にはこだわっていますか??
「適当に付けていたら大丈夫でしょ!」
という方。
それでは、せっかく「こだわって選んだ化粧水の効果」を生かしきれていません。
実は、化粧水は付け方次第で大きく効果が変わってくるのです!!
化粧水の効果を知ろう
化粧水の成分のほとんどが「水」によって作られています。
その他の成分として少量の「保湿成分」や「エモリエント成分」が含まれており、肌に水分を補給する効果と、肌の調子を整える効果があります。
以外に知られていない化粧水の効果として、後に使用する「乳液」や「クリーム」「美容液」の成分を肌に浸透させやすくするという効果があります。
間違った化粧水の付け方は「肌トラブルの元」
そんな肌に良い効果がある化粧水ですが、間違った化粧水の付け方をしていると「敏感肌」「肌荒れ」「ニキビ」の悪化を招いてしまう恐れがあります。
それだけでなく「乾燥肌」「老化現象」を加速させてしまうこともあるので、化粧水の付け方には細心の注意が必要なのです。
よくありがちな悪い例として
- 顔を叩く
- コットンでこする
- 化粧水を大量に付ける
これらの間違った付け方をしている方が多くみられます。
間違った付け方を続けてしまうと、せっかく肌をキレイにしようとしているのに逆効果になってしまうので「正しい化粧水の付け方」をマスターして化粧水の効果を最大限に発揮させるようにしましょう。
化粧水は大量に使用しても効果は変わらない
「安い化粧水をバシャバシャ使う方が良い」という情報もありますが、そんなことはありません。
なぜなら「化粧水が浸透する角質層には、水分を保持できる量があらかじめ決まっている」からです。
保持できる量以上の化粧水を大量に付けたところで、肌に浸透することはなく無駄になってしまうのです。
最悪の場合、余った水分が蒸発するときに「肌の水分を一緒に奪ってしまう」ため、逆に「乾燥肌」を引き起こす原因になることもあります。
化粧水は「適量を正しく使用」したほうが、無駄なく効果的なので注意しましょう。
正しい化粧水の付け方とは?
化粧水を付ける時に「手で付ける人」と「コットンで付ける人」がいますが、どちらも一長一短なので、自分の好みや肌の状態で「手で付ける」か「コットンで付ける」かを選択するようにしましょう。
そして、化粧水を付ける時は以下の手順で付けるように心がけましょう。
- 適量の化粧水を顔全体に優しくなじませる。
- 顔全体を優しくおさえるようにして化粧水を浸透させる。
- 目の周り、口、鼻のふちなど細かい部分を指で優しくおさえていく。
- 顔の表面に水分が見えなくなるまでしっかりと浸透させる。
これらを意識して化粧水を付けるようにしましょう。
- コットンがヒタヒタにならないくらいの量の化粧水を使用する。
- 優しくなでるようにコットンを顔の内側から外側に向かって動かす。
- 化粧水を押し込むイメージで優しくパッティングする。
これらを意識して化粧水を肌になじませていきましょう。
「手」と「コットン」の違い
「手」と「コットン」の違いについてですが、それぞれのメリットとデメリットを知った上で、自分にあった方法を選択しましょう。
「手」を使うメリット
- 肌への刺激が少ない
- 肌の状態を確認できる
「手」を使うデメリット
- 化粧水が均一にぬれない
- 無駄に使いすぎてしまいやすい
といった、メリットとデメリットがあげられます。
人の手は柔らかく、刺激が少ないため「敏感肌」の人は手で化粧水を付けることをおススメします。
ただ、「コットン」と比べて塗りムラができやすかったり、使用量が多くなりすぎることがあるため注意が必要です。
次に「コットン」について
「コットン」を使うメリット
- 化粧水を顔全体に均一になじませることができる
- パッティング効果を最大限に得ることができる
「コットン」を使うデメリット
- 肌への刺激が強い
- 正しく使わないと肌トラブルを起こしやすい
これらのメリットデメリットがあります。
化粧水を顔全体に均一に付ける事ができ、パッティングもしやすいため、化粧水の効果を最大限に得ることができます。
ただし、使い方を間違えると肌を傷つけてしまうため「ニキビ」や「肌荒れ」のような肌トラブルがある人には不向きです。
化粧水を付けるタイミング
化粧水は洗顔後に使用している方がほとんどだと思いますが、その洗顔後「なるべく早いタイミング」で付けないと効果が著しく低下することはご存知でしょうか?
洗顔後すぐの肌は「皮脂がしっかり取り除かれているうえに、肌が乾燥していない状態」なので、邪魔するものがなく「化粧水が最も肌に浸透しやすい」のです。
しかし時間がたってくると肌が乾燥してしまい、乾燥を防ぐための皮脂分泌も開始するので「化粧水が角質層に浸透しにくい状態」になってしまいます。
角質層は乾燥してくると硬くなってしまい、化粧水が入り込むすき間がなくなってしまうためです。
つまり化粧水は洗顔後、なるべく早くつけることで「保湿効果」や「肌を整える効果」が一番発揮されるというわけです。
化粧水だけでスキンケアは足りない
化粧水を付けるだけでスキンケアを終わらせてしまう人がいますが、それだけで肌の状態は良くなりません。
化粧水の成分のほとんどが「水」なので、そのまま放置していると「蒸発」して無くなってしまいます。
水分の蒸発を防ぐための保湿成分を補ったり、肌悩みを改善するための美容液成分を補わなければ、肌の状態が良くなることはありません。
せっかく化粧水を使ってその後のスキンケア用品が浸透しやすくなった肌を、そのまま放置してしまうということは非常にもったいない状態だと言えます。
洗顔、化粧水、美容液、乳液またはクリームの全てをきっちりと行うことによって、スキンケアの効果を最大限に得ることができるのです。
まとめ
正しい方法で化粧水を付けることによって、化粧水の効果は大きく変わってきます。
今まで化粧水を「なんとなく肌に良さそうだから、とりあえず付けておこう」という感じで付けていませんでしたか?
化粧水の付け方を見直すことで、「今まで感じたことがない肌のうるおいやハリ」を感じられるかもしれません。
せっかくのお金と時間を使って毎日行うものだからこそ、丁寧に正しく取り組んで肌をキレイにしていきましょう!
化粧水の選び方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。