「あなたが使っている化粧水は、本当にあなたにあった化粧水ですか?」
こう聞かれたとしたら、あなたならどのように答えますか?
「100%かと言われると自信は無いけれど、たぶんあっていると思います。」
と答える方が多いのではないでしょうか。
世の中には数え切れない程の化粧水が存在しています。
その中で、あなたが使っている化粧水は「本当にあなたにあった化粧水」なのでしょうか?
もし、あなたが
「自分にあっているか分からないけど、ネットで良い化粧水と書いてたから。」
という理由であったり
「ランキングサイトで上位だったから」
という理由でその化粧水を使っているのであれば、あなたは「本当に自分にあった化粧水の効果」を知ることなく、誰が作ったか分からないサイトの情報に踊らされてしまっているかもしれません。
化粧水を使用する目的
化粧水を使用する目的を尋ねると、ほとんどの人が「肌をキレイにしたいから」と答えるでしょう。
では「化粧水を使用している全ての人の肌がキレイ」なのでしょうか?
キレイな人もいるけれど「全て」ではありません。
実はここが非常に重要で「化粧水は、ただ使うというだけでは肌をキレイにすることは出来ない」のです。
詳しい理由は後ほどお伝えしますが「自分にあった化粧水」を使ってこそ「化粧水の本当の効果」を得ることができ、肌をキレイにする事が出来るのです。
「どんな化粧水でも使わないよりはマシでしょ?」
と思う人もいるかもしれませんが、あなたが化粧水を使う理由は「使わないよりマシ」だったでしょうか?
そうではなく「肌をキレイにすること」が目的だったはずです。
せっかくの「お金」と「時間」を使って、肌をキレイにするのであれば、自分にとって「一番効果のある化粧水」を選んだ方が良いと思いませんか?
化粧水の効果と種類
先程お伝えしたように「化粧水の本当の効果を得る」為には「自分にあった化粧水」を選ばなくてはいけません。
自分にあった化粧水を選ぶにあたり、まず最初に「化粧水の効果と種類」について知っておきましょう。
化粧水の効果
「化粧水の効果」と聞いて、みなさんはどのようなことを思い浮かべますか?
なんとなく「肌に水分を補給する」というイメージがあると思いますが、果たしてそれは正解なのでしょうか?
化粧水の効果を一番簡単な言葉で説明すると「角質層にうるおいを与える」です。
「肌にうるおいを与える」ではなく「角質層にうるおいを与える」というところがポイントです。
そもそも日本で販売されている化粧水というものは、肌内部の「真皮」にまで作用するように作られていません。
「薬事法」という法律で国が定めているので、日本で作られている化粧水の作用は「角質層」までというのが真実です。
「角質層までだったら意味ないんじゃないの?」
と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、この角質層が「肌の見た目」にとても影響を及ぼすのです。
角質層というのは肌の一番外側にあるわずか0,02ミリの極薄の層なのですが
- 肌内部の水分の維持
- 肌外部からのバリア機能
といった人体にとって極めて重要な役割を果たしています。
そしてこの角質層の水分が失われると、「肌がカサカサ」の老化した状態になってしまうのです。
冬場にエアコンなどで肌が乾燥している状態や、ガサガサになった「かかと」をイメージすればわかりやすいと思いますが、これらは全て「角質層の水分不足」が原因となって起こっています。
逆に角質層の水分が充分な状態であれば、「肌が柔らかく弾力のある状態」に見えます。
しかし「毎日の洗顔」によって保湿成分が抜けだしたり、日々の生活習慣などで「肌のターンオーバーに異常」が起こると、角質層の「保湿機能」や「バリア機能」が正常に働かなくなり
- 乾燥肌
- 敏感肌
などの「見た目に影響を及ぼす変化」が簡単に起こってしまいます。
これら「角質層の異常を正常化する為」にスキンケアが必要になるのです。
要するに「スキンケア」=「角質層ケア」であり「化粧水の効果」=「角質層にうるおいを与える」という訳です。
「角質層の状態」は個人によって異なり、実際に「角質層にうるおいが充分足りている人」は化粧水を使用する必要は無く、油分を補うだけで「スキンケア」は完了します。
しかし、現代人の生活環境において「角質層にうるおいが充分に足りている」ということは非常に珍しいので「化粧水はスキンケアにおいて必須なアイテム」であると言えます。
化粧水の種類
化粧水の効果は「角質層にうるおいを与えること」とお伝えしましたが、その他の効果を持つ「様々な種類の化粧水」が存在します。
その効果は定かではありませんが「肌悩みに合わせた有効成分」が配合されているので、自分の肌悩みに合わせた有効成分を含む化粧水を選んでみても良いかもしれません。
基本的に化粧水は「化粧品」であるため「角質層までのケア」なのですが、医薬品や医薬部外品として登録されている「特殊な化粧水」も存在します。
しかし、あくまでも「治癒では無く、予防」であることは頭に入れておきましょう。
以下に代表的な「化粧水の種類」と「特徴」「有効成分」をまとめていますので、参考にしてみてください。
化粧水の種類 | 特徴 | 有効成分 |
保湿化粧水 | 一般的な化粧水と呼ばれているもので、主に「保湿」を目的として作られている。 配合されている保湿成分により、角質層にうるおいを与えます。 | BG、グリセリン、コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなど |
美白化粧水 | 「メラニンの生成を抑える効果」のある有効成分を配合し、日焼けによる肌のくすみやシミを予防します。 | ビタミンc誘導体、ハイドロキノン、アルブチン、麹酸など |
エイジングケア化粧水 | 「肌が老化する原因となる物質の生成を抑制する効果」のある有効成分を配合し、加齢による肌の老化を予防します。 | EGF、FGF、プラセンタ、フラーレン、フルボ酸など |
ニキビケア化粧水 | 「雑菌の繁殖や毛穴の詰まりを抑制する効果」のある有効成分を配合し、ニキビの発生を予防します。 | グリチルリチン酸、パントテン酸、サリチル酸など |
収れん化粧水 | 「肌を引き締める効果」のある有効成分を配合し、皮脂の分泌を予防します。 アルコール等の刺激が強い成分を配合している場合が多いので、敏感肌の方は注意が必要です。 | エタノール、PG、タンニンなど |
化粧水選びに最も重要なこと
化粧水の効果と種類を知ったところで、ここからは実際に「自分にあった化粧水の選び方」についてお伝えしていきます。
自分にあった化粧水選びにおいて
- 自分の肌にあうこと
- 自分の求める効果にあうこと
この2つが非常に重要になってきます。
その中でも一番重要なことは「自分の肌にあう化粧水を選ぶこと」です。
いくら「自分の求める効果にあっている化粧水」でも、自分の肌にあった化粧水でなければ、効果を十分に得られないだけではなく「肌トラブルの原因」になってしまう場合があります。
まずは「自分の肌にあった化粧水を選ぶこと」これが最も重要です。
では「自分の肌にあった化粧水」を選ぶにはどうしたら良いのでしょうか?
その為には必ず「自分の肌を理解」しなければなりません。
自分の肌を理解する3つの要素
自分の肌を理解するにあたり、大きく分けて3つの要素が存在します。
- 性別
- 年齢
- 肌質
これらによる「肌の違い」を理解することにより、自分の肌がいったいどういうものなのかということが分かってきます。
また、自分の肌を理解することは、化粧水選びだけでなく「その他のスキンケア用品」を選ぶ際や、肌トラブルが起きた時の対処方など、スキンケア全般において最も重要になってくるので、ここで必ず理解しておきましょう。
男性と女性の肌の違いと特徴
男性と女性において肌が違うということは理解出来ると思いますが、いったい何が違うのでしょうか?
以下に分かりやすくまとめておりますので「性別による肌の違いと特徴」を理解しておきましょう。
性別による肌の違い | 女性の肌 | 男性の肌 |
見た目の違い | キメが細かく透明感がある。 男性に比べると毛穴も目立ちにくく、肌の色も白く感じる。 | ゴツゴツして、くすんでいるように見える。 女性に比べると毛穴も目立つことが多く、肌に透明感が無い。 |
水分量の違い | 男性に比べると肌の水分量が2倍なので、肌がふっくら柔らかくなる。 水分量が多いので乾燥に強く感じるが、油分量が少ないので、乾燥してしまう。 | 女性に比べると水分量が半分なので、肌が固く感じる。 油分量が多いので乾燥に強く感じるが、肌の内部が乾燥しているインナードライ肌が多い。 |
油分量の違い | 男性に比べると皮脂量は半分以下。 肌の水分量を維持するための皮脂量が少ないため、スキンケアで油分を補わないと、肌の乾燥が進行してしまう。 | 女性に比べると皮脂量は約3倍。 過剰な皮脂による肌トラブルが起きやすいが、皮脂のとりすぎや保湿不足といった「間違ったスキンケア」にも注意が必要。 |
肌の厚みの違い | 男性に比べると肌の厚みが薄い。 肌のキメや透明感は出るが、バリア機能が弱くなるため、UVケアなどをしっかりと行う必要がある。 | 女性に比べると肌に厚みがある。 肌のキメは荒く感じることが多いが、バリア機能が女性より強いため、紫外線ケアなどを行っていなくても、肌トラブルを起こしにくい。 |
「男性と女性の肌の違い」については、こちらで詳しく解説しています。
【男性肌と女性肌は全然違う!?】男の肌に最適なスキンケアとは
年齢による肌の違いと特徴
同じ人の肌であっても、年齢によって肌の状態は大きく異なります。
若い頃は「肌トラブル」なんて起きなかったのに、ある時から急に「肌トラブル」に悩まされるということは良くある話です。
ここでは「20代」「30代」「40代」「50代」に分けて、肌の特徴と必要なスキンケアをまとめました。
自分の年齢にあわせたスキンケアを心がけましょう。
年齢による肌の違い | 特徴 | 必要なスキンケア |
20代の肌 | 生活習慣やストレスにより、ターンオーバーの周期が乱れやすい。 まだしっかりとした皮脂の分泌が行われているので「毛穴のつまり」や「ニキビ」といった肌トラブルが起きやすい。 | 見た目に変化が現れにくいため、スキンケアを怠りがちだが、確実に肌老化は進行しているので、今の内にしっかりと「UVケア」を行っておく必要がある。 皮脂の過剰分泌による肌トラブルを防ぐために「洗顔」をきっちりと行う。 |
30代の肌 | 真皮にある「コラーゲン」や「エラスチン」の量が減少し始め、肌のハリや弾力が低下する。 皮脂分泌量が少なくなり、肌が乾燥しやすくなる。 | 年齢とともに肌の保水力が衰えていくので、乾燥による肌老化を防ぐためにも「保湿」をしっかりと行う。 皮脂の変わりとなる「油分」を補わないと、肌が乾燥していってしまうので、20代の頃は使わなかった「油分を含んだスキンケアアイテム」を使用する。 |
40代の肌 | ターンオーバーの周期が確実に遅くなり、肌のくすみ、シミ・しわが気になり始める。 20代、30代での生活習慣やスキンケアにより、同年代でも肌に違いが出るので、人により見た目年齢が変わりやすい。 | ターンオーバーの周期を正常化するために「角質ケア」を中心に行う必要がある。 ピーリングをしたり、正しい生活習慣を送るように心がけ「エイジングケア成分を多く含む」スキンケア用品を使用する。 |
50代の肌 | 本格的に肌が老化し、見た目のシミ・しわが深くなっていく。 真皮細胞の老化により、肌の弾力がなくなり、乾燥が進む。 | 40代でのスキンケアで、50代の肌はかなり変わってくるので、まずは40代でしっかりとしたスキンケアを行う必要がある。 50代のスキンケアは「保湿ケア」「角質ケア」「エイジングケア」全て行わなければならない。 |
20代でのスキンケアの重要性については、こちらの記事で詳しく説明しています。
【20代が老化の分かれ目!】老けない男になるためのアンチエイジング
肌質による肌の違いと特徴
自分の肌を理解するにあたり、一番重要な「肌質」について解説していきます。
肌質の違いは「角質層の水分量と油分量のバランス」によって生まれます。
そして、肌質には大きく分けて
- 普通肌
- 乾燥肌(敏感肌)
- 脂性肌
- 混合肌(インナードライ肌)
の4つが存在します。
自分の肌質を調べる方法としては「洗顔後の肌チェック」が有効です。
【肌質の判別方法】
- 洗浄力の強さがノーマル程度の洗顔料を使用して洗顔を行う。
- 洗顔後タオルで水分をやさしくふき取る。
- 化粧水や乳液などの「スキンケアアイテム」を使用せずに、そのまま放置する。
- 10分~15分後の肌の状態をチェックする。
その時の肌の状態が
- カサつきもテカリもないノーマルな状態=「普通肌」
- 若干カサついて潤いが足りない状態=「乾燥肌」
- 若干テカリが出てきている状態=「脂性肌」
- 部分的にカサつきとテカリが混ざっている状態=「混合肌」
この方法で簡単に自分の肌質を判別することが出来るので、試してみましょう。
以下に「肌質による肌の特徴と必要なスキンケア」をまとめていますので、しっかりと自分の肌質を理解するようにしましょう。
肌質による肌の違い | 特徴 | 必要なスキンケア |
普通肌 | 肌の水分量と油分量が整っている状態。 ベタつきやカサつきなどの「肌トラブル」が無く、肌にキメがある。 | 基本的に「肌トラブル」が起きにくい肌質だが、季節の変化や生活習慣により、乾燥やベタつきが起こる場合があるので「保湿」は行っておく必要はある。 |
乾燥肌(敏感肌) | 肌の水分量と油分量が共に足りない状態。 肌のバリア機能が正常に働かなくなると「肌の乾燥」が進み、ひどくなると「敏感肌」になる。 | 肌の乾燥により様々な肌トラブルが起こるので、とにかく「保湿」が重要。 水分だけでなく、しっかりと油分も補わないと「肌の乾燥」が進行する。 |
脂性肌 | 肌に水分量はあるが、油分量が多過ぎる状態。 水分量があるので、肌のキメは整いやすいが、ベタつきやすく「ニキビ」や「吹き出もの」などが出来やすい。 | 皮脂の過剰分泌による「毛穴のつまり」が原因で、様々な肌トラブルが起きるので、正しい方法でしっかりと「洗顔」を行う必要がある。 洗顔後に「保湿」を怠ると、さらに皮脂分泌量が多くなるので注意が必要。 |
混合肌(インナードライ肌) | 乾燥肌と脂性肌が場所によって混在している状態。 見た目は脂性肌のようにべたついて見えるが、肌の内部は乾燥している「インナードライ肌」も存在する。 男性は混合肌が1番多い。 | 混合肌のスキンケアはとても難しく、場所によって必要な成分を使い分けなければならない。 インナードライ肌の場合は「洗顔」と「保湿」を両方きっちりと行う。 自分の肌をしっかりと理解しなければならない。 |
自分が求める効果は何か?
化粧水選びにおいて最も重要なことは「自分の肌にあう化粧水を選ぶこと」だとお伝えしました。
そしてその為には「自分の肌を理解する」ことが重要であり、3つの要素から「自分の肌を理解する」ことが出来ました。
そしてもう一つ重要なことは「自分が求める効果にあった商品を選ぶ」ということでしたね。
これは冒頭にお伝えした事ではありますが、化粧水には様々な種類と効果があり、その商品それぞれに特徴と効果が異なります。
いくら自分の肌にあった化粧水を使用していても、求める効果と異なる商品を使っていては「自分にあった化粧水」を使っているとは言えません。
自分が化粧水に求める効果を明確にし、その効果とあった商品の中から「自分の肌にあう化粧水」を選ぶことが、本当に「自分にあった化粧水の選び方」なのです。
その他も「絞り込み要素」が多く存在する
「化粧水選び」において、その他も
- コスト
- 匂い
- 使用感
など様々な「絞り込み要素」が存在します。
これらの「絞り込み要素」も化粧水選びに含めると「自分にあう化粧水」というものは、かなり絞られてくると思います。
言い換えれば「他人がすすめる化粧水」は「その人にあう化粧水」であって、「自分にあう化粧水」である可能性は極めて低いという事になります。
その人と自分に相当な共通点
- 年齢
- 性別
- 肌質
- 求める効果、趣味、嗜好など
が同じであるのであれば参考になるかもしれませんが、そうでなければ参考にすると「逆に危険」でしょう。
絶対にランキングサイトは信用しない
昨今、インターネット上でさまざまな情報が存在しますが、こと化粧品業界においては「アフィリエイトサイト」とよばれるサイトが検索上に溢れかえっています。
- 「化粧水 おすすめ」
- 「化粧水 ランキング」
- 「化粧水 女」
- 「化粧水 男」
などで検索をかけた場合、ほとんどのページで「~がおすすめする~10選」というようなサイトが出てきますが、これらサイトのほとんどが「アフィリエイトサイト」と呼ばれるものです。
誰もが聞いた事のある有名雑誌や有名企業、コスメメーカーが自ら運営しているサイトは違いますが、聞いた事の無い会社や個人が運営しているブログやサイトには注意が必要です。
「アフィリエイト」の仕組みは至って単純な話で、商品を作ったメーカーが「アフィリエイトを取り仕切る会社=ASP」に以下のような情報を提供します。
- 商品が売れた時の報酬
- 商品の詳細
- 商品購入ページにリンクするバナー
その後、ASPが運営するサイトにそれらの情報が掲載されます。
その情報を見た「アフィリエイター」達が、自ら運営する「アフィリエイトサイト」でその商品を紹介します。
そして、消費者が検索によってその「アフィリエイトサイト」を訪れた後に、その商品の購入に至ると「アフィリエイター」に報酬が発生するという仕組みです。
これら「アフィリエイター」にはブログやサイトが作成出来れば、誰でもなる事ができ、副業で参入している「一般人」が多いというのが現状です。
「アフィリエイター」達は1つのサイトだけでなく、サイトの名前を変えて複数のサイトを運営し、「あの手この手」でその商品が売れるように宣伝します。
複数のランキングサイトやおすすめサイトで「上位の商品が同一」である理由は、こういった「アフィリエイト」によるものが原因です。
わかりやすく説明すると、ランキングサイトの「おすすめランキング」は、アフィリエイター達の「高額報酬ランキング」であるという話です。
やっかいな事に近年ではこのセールスシステムを利用して、個人ではなく、ITコンサルティング会社がアフィリエイトサイトを多数製作し、「あなたの作った商品を売りますよ!」「なので弊社と契約してセールスしませんか?」という事態まで蔓延し、非常に多くの「アフィリエイトサイト」が存在してしまっている状態です。
このような異常事態が巻き起こっている中、化粧品を製作したメーカー自身には法律で
- 他社の製品と比較すること
- 化粧品の効果を明確に示唆すること
- 自作自演(ステマ)
が禁止されているので、この「アフィリエイター」達に高額の報酬を払い、自社の商品をネット上で宣伝してもらっているという現状です。
自分に責任の無い情報などいくらでも詐称できる
「アフィリエイター」にとっては、その商品を販売するメーカーに課される法的な責任や、実際に商品を購入した後に起きるトラブルなどの責任がないため、ただその商品を売るために様々な手法をとり「情報を詐称」できます。
よくあるのが「元~」や「現役~」などの専門家を装って、サイトの運営者を偽るパターン。
サイトに掲載している情報の真実味が増すため、よく使われます。
女性用の商品を売る為に、男性が女性のふりをしていることなどは、ザラにあります。
その他でよくあるのが、肌の水分量を図る計測機を用いて「水分量」や「保湿力」をグラフで比較するパターン。
エステなどで使用している「高額な計測器」ではなく、2000円前後のネットで購入出来る「安価な計測器」を使用して、いかにも正確な数値を計測しているように情報を掲載しています。
このような素人が安価で作った数値などいくらでも詐称できるので、全く信用性はありません。
むしろこのようなサイトを発見した場合は、「アフィリエイトが目的の情報」であると判断しやすいので、一切信用しないようにしましょう。
「アフィリエイトサイト」は売れれば何でもありなので、いかにも信用性の高い情報であるようにサイトを作り込みます。
このように作り込まれたサイトの情報は信用しがちですが、「某有名飲食店口コミサイト」ですら、膨大な数の「口コミ総数を平均して」点数を決めています。
「見知らぬだれか1人が作り込んだサイトの情報など、見知らぬだれか一人の意見でしかない」という事を頭に入れておきましょう。
その情報を作っている人間は、あなたの事を全く知らないし、あなたの事を思ってサイトを作っているのではありません。
何か自分にとって利益が生まれるので、「自分の利益の為に有利になる情報」を作っているのです。
どの情報を信用すればよいのか?
では、一体どの情報を信用すれば良いのでしょうか?
それを判断する基準としては、そのサイトが「自分の利益だけでなく、正しい情報を発信しているか否か」です。
ここで1つ、弊社商品の話を例にあげさせていただきます。
弊社では「アフィリエイト」や「自社以外の宣伝」を全く行っておりません。
ですので、どれだけ弊社商品をサイト内で宣伝しても、アフィリエイターに報酬は一切発生しません。
むしろ「サイト内で評価を落として掲載すれば、その他の商品の評価を上げる事が出来る」ので、アフィリエイターにとっては、そちらの方がメリットがあるといえます。
実際にその手法を使って、弊社商品の悪評価を載せているサイトがメンズコスメサイトで存在します。
目的はもちろん「自分の利益のためだけ」です。
このように「ある商品の悪評価を載せ、売りたい商品を良さそうにみせているサイト」は非常に悪質で、自分の利益のことしか考えていないので、そのようなサイトの情報は絶対に信用しないようにしましょう!
逆に自分に全く利益が無いのにも関わらず、弊社商品を高く評価してくれているサイトもあります。
これら「ある商品の悪評価をせず、売りたい商品だけを良さそうにみせていないサイト」の情報は、信用に値します。
なぜなら、先程もお伝えした通り、弊社では「アフィリエイト」や「自社以外の宣伝」を一切行っておらず、自分に利益のない商品を高評価で掲載するメリットがないからです。
そんな「商品の悪評価を載せていないサイト」の情報には「真実」が掲載されている可能性が高いので、信用しても良いのではないでしょうか。
※ 弊社商品を高評価で載せているサイトは、間違いなく「自分の利益だけが目的の情報」ではないので、それらサイトの情報は信用していただいて問題ありません。
実際に様々な商品を使ってみよう
このように様々なサイトが存在するなかで、インターネット上の情報を選別し「自分にあう化粧水」を探し出すことは非常に難しいとは思いますが、これぞと思った商品があれば実際に一度使ってみましょう。
世の中には非常に多くの「良い商品」が存在しています。
「自分にあう化粧水」というものは、様々な商品を使ってみてこそ、その違いに気付く事が出来るのだと思います。
ですので、実際に色々な商品を使って「違い」を比べてみましょう。
自分の肌に投資しよう
仕事や趣味、ダイエット、筋トレ、その他もいろいろと、人生において結果を出すためには「時間」や「お金」「労力」といった「投資」が必要になります。
「スキンケア」においても、簡単に結果が出るということはありません。
自分の「時間」「お金」「労力」を投資して、綺麗な肌を手に入れてください。
その先には、必ず今よりも魅力的になったあなたがいると思います。
みなさんが「自分の利益の為の情報に惑わされる」こと無く、「本当に自分にあう化粧水」に出会えることを心より願っております。