中年男性と聞いて良いイメージを持つ人は、男女ともに非常に少ないと思います。
「そんな事はない!大人の魅力があってカッコイイ!」
と思われる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、大半の人は良いイメージを持っていないでしょう。
では何故良いイメージを持たれないのでしょうか?
それは世間一般的に定着した『中年男性』のイメージが「汚い」「臭い」「ギトギトしている」「だらしない」など、大半が不潔である事への嫌悪感からくるものだからです。
事実、多くの中年男性が実際にそうであるように思います。
では『中年男性』=『不潔』の方程式を『中年男性』=『清潔』に変える事が出来れば、どうでしょうか?
多くの女性が良いイメージを持ち、清潔かつ大人の魅力と余裕を併せ持った『中年男性』を、異性として最高のパートナーであると思うのではないでしょうか?
大半の中年男性が実際に『不潔』である中、もしあなたが『清潔』になる事が出来れば、著しく周りと差を付ける事が出来ると思います。
ではどうすれば中年男性が『清潔』と思われるのでしょうか?
中年男性特有の「べたべた肌」を改善する
男性の肌は女性よりも皮脂量が多いといわれています。
そのままの状態ではベタつき感がはっきりと見えてしまい、相手に不快な印象を与えてしまいます。
また、時間と共に毛穴から出た自分の皮脂が酸化し始める事により、毛穴に「皮脂」や「汗」「汚れ」が埋め込まれていってしまいます。
女性ではないので、手入れなど出来ないと考える方もいらっしゃると思いますが、重要な点は「皮脂を放っておかない」という事です。
皮脂の詰まりは、若い時であれば「ニキビ」という形で現れます。
そのニキビが「皮脂の酸化が原因である」と言う事はご存知でしょうか?
皮脂を放っておくと酸化していき、アブラや汚れ、毛穴から出てくる不純物と合わさり、「黒ニキビ」というものに変化していきます。
ゆえに「自分の皮脂」を軽く見てはいけません。
若いうちは「ニキビ」を避けられた人でも、中年になった時には、肌に蓄積した皮脂の酸化物が「シミ」や「くすみ」に変化して、肌に色素沈着となり残っていってしまいます。
その結果、女性から『不潔』と見なされてしまいます。
かといって、べたべた肌を改善する為に「洗浄力の強い洗顔料」を使用して、こまめに洗顔を行う事が正しいスキンケア方法ではありません。
皮脂は取り過ぎると過剰な皮脂を出して肌を守ろうとしますので、適度な洗顔を行い、その後に肌質にあった「化粧水」と「乳液」を使用する事により、肌の「水分量」と「皮脂量」を適切な状態に保つ事が重要です。
中年男性特有のべたべた肌を改善する為に「正しいスキンケア」を心がけましょう。
中年男性には無い「ハリのある肌」を手に入れる
男性は女性よりも肌の水分量が少ないため、皮脂を多く出しているのですが、そこが「自分の肌は乾燥していない」と言う誤解の元になっています。
「皮脂により肌が潤っていること」と、「水分により肌が潤っていること」とは意味が全く異なってきます。
乾燥肌は男性にも多く存在するのですが、若いころに無防備であったため、中年になるころからの肌老化が著しく進みます。
「毛穴が大きい」「肌が固い」「きめが粗い」など、様々な肌トラブルも起こってしまいます。
若いころから皮脂や汚れをきれいに洗顔し、肌に水分を補給する事が「ハリのある肌を手に入れる方法」なのです。
女性でも男性でもスキンケアの基本は「洗顔」にあります。
特に高級洗顔石鹸でなくても良いのですが「毛穴の汚れと余分な皮脂を取り除く」事が重要です。
かつ洗顔後の水分補給で、肌の状態は劇的に変わっていきます。
洗いっぱなしではなく、その後にしっかりとした「水分補給」を心がけましょう。
中年男性こそ「ひげそり前後のケア」を心がける
ひげを剃る方法はいくつかありますが、電気カミソリでも、T字型カミソリでも、肌への負担はとても大きいものとなります。
シェービングローションを使わない人もいますが、肌表面を顕微鏡で見てみると、シェービング後の肌はボロボロの状態です。
なので、ひげを剃る前後の肌には「やすらぎ」つまり、スキンケアが必要になるのです。
特に中年男性は「肌のターンオーバーの周期」が若い頃に比べて長くなっているため、一度傷ついた肌はなかなか元に戻ることはありません。
そのため中年男性こそシェービング前後のスキンケアに取り組む必要があるのです。
シェービング前には肌の滑りを良くし、かつ、肌の保護成分を含む化粧水などを使用し、シェービング後の肌トラブルを防止する為にも「アフターシェーブローション」として使用するものは、肌の炎症を抑える効果のあるものや、肌に優しいものを選ぶようにしましょう。
化粧水の選び方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
【本当に良い化粧水の選び方】おすすめランキングサイトの真実は実は、、、
中年男性も「紫外線」から肌を守る
もちろん男性の殆どの人はファンデーションやUVケアクリームなどを塗りません。
紫外線をガードせずにいると、時間と共に毛穴から出てくる「皮脂や分泌物」と「汚れ」がミックスされ、肌表面で「酸化」し、紫外線による直接的な肌ダメージも重なる事により、非常に深刻な「肌老化」を引き起こしてしまいます。
それを10年、20年、と続けていくうちに、いつの間にか肌はゴワゴワ、シミだらけ、毛穴も大きく、見た目の汚い肌になっていってしまうのです。
ですので、中年になる頃には多くの男性が「不潔感」いっぱいの、汚い肌になってしまいます。
中年男性も今後の紫外線による肌老化や肌ダメージを防ぐ為に、UVカット効果のある日焼け止めを使用し、日焼け後には「化粧水」「美容液」「乳液」を使用するなど、しっかりとしたスキンケアを心がけましょう。
中年男性は必ず「スキンケア」をしなければならない
女性も男性と同じで肌のケアをしない人は、見た目に清潔感がありません。
「洗顔」を怠ったり、洗顔後のケアをしない女性の肌は、あまりキレイであるとは言えません。
年齢によるシミやしわ、たるみ以前に「清潔感の無い肌」は相手に与える印象の最大の敵となります。
男女問わず、年齢を重ねるほど「肌の状態」を毎日よく見て、スキンケアをする必要があるのです。
中年男性が放つ「臭い」に気を配る
また、「見た目」だけではなく「臭いのケア」というものも必要になってきます。
いくら見た目が良くて誠実な心の持ち主であっても「嫌な臭い」で笑顔を作られては、全てが台無しになってしまいます。
見た目も臭いも「清潔」である事が中年男性に求められる身だしなみなのです。
まとめ
中年男性であっても「清潔感」を手に入れる事が出来れば「品格」を感じる事ができ、「男の魅力」を何倍にも引き上げることが出来ます。
今まで「見た目」と「匂い」のケアをしていなかった中年男性は、これから取り入れることにより「女性からモテるかっこいいオジサン」を目指しましょう。