肌に良いと言われている食べ物は国によって様々です。
例えば、日本で肌に良い食べ物と言ったら何があるでしょうか?
アセロラ、豆腐、玄米、トマト・・・など 日本でも様々な肌に良いとされる食べ物が存在します。
この度フランスを代表するル・モンド紙で、 フランス人が気にする「肌に良い食材」がまとめられていたのでご紹介したいと思います。
赤ワイン
フランス人と言ったら、なんといっても赤ワインでしょう。
オーストラリアの研究チームによると、毎日グラス半分の赤ワインを飲んでいる人は、紫外線の影響で肌にダメージを与えるケラトーズが、飲んでいない人に比べて28%低い結果が出たのです。
つまり、紫外線によるダメージで肌が老化してしまうのを防いでくれているのです。
そのうえ、赤ワインには「レズヴェラトロル」という、悪性腫瘍を出来にくくするとして研究が進んでいる抗酸化作用のある物質も含まれているのだそう。
もはや肌のためだけではなく、 適量の赤ワインは健康維持に欠かせないものかもしれません。
キウイ
キウイには、明るい肌の維持には欠かせないビタミンCが豊富で、1つ食べるだけで一日に必要なビタミンCの120%を摂取できます。
ビタミンCを毎日たっぷり摂取して、乾燥とシワの悩みから肌を守りましょう。
ビタミンの効果についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
【キレイな肌を作るには】ビタミンの種類と効果を知ることが絶対に必要!!
ブラック・チョコレート
カカオには、抗酸化作用のある物質が多く含まれていて、肌への保湿と血行を良くしてくれます。
ただし、チョコレートには脂質と糖質も多く含まれています。
カカオの恩恵を得たいのであれば、 なるべくカカオの濃度が高く、砂糖の量が少ないものを選ぶようにしましょう。
牡蠣
亜鉛を含む食材と言ったら牡蠣を外すわけにはいきません。
牡蠣に含まれているミネラルは肌細胞の再生の役割を担っています。
研究によると、ニキビなどの肌荒れに悩まされている人は、亜鉛の量が他の人よりも低いという結果が得られています。
牡蠣を食べることによって、肌荒れが改善する見込みがあるのです。
肌荒れについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
クルミ
クルミには「α-リノレン酸」と「オメガ3タイプの脂肪酸」という、 2つの種類の肌にうれしい脂肪酸が含まれています。
これらの脂肪酸が足りていないと、湿疹や乾燥性のフケなどの原因になる恐れがあるので注意しましょう。
脂肪酸についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
【肌に良い油とってますか!?】美容と健康に良い脂肪酸の役割とは
カボチャ
カボチャは「β-カロテン」の最も豊富な食材の一つです。
私たちの体はβ-カロテンを、 肌の細胞の再生に必要なビタミンAに変換します。
マグカップ半分のカボチャのポタージュを飲むと、一日に必要な量の約3倍ものβ-カロテンを摂取することができます。
アーモンドミルク
アーモンドミルクなら肌へのリスクがほとんどないので、牛の乳を飲むよりも健康的です。
サバ
サバは「ビタミンB12」を最も多く含む食品の一つで、その量は一日に必要な量の270%。
ビタミンB12の欠如は「シミ」や「そばかす」もしくは肌に白っぽい斑点ができたりと、肌の色素の異常を引き起こします。
黄色いパプリカ
イギリスの研究によると、緑黄色野菜を多く食べる人は「シワ」特に「目元にできるシワ」の数が少ないそうです。
これは緑黄色野菜に含まれている抗酸化物質が、 私たちの肌の老化を遅くしているということを説明しています。
ひよこ豆
ひよこ豆に含まれているグリセミックの量は少なく、その代わりに「食物繊維」と「血糖値を下げる働きを持つ 2つの栄養素」が含まれています。
アーティチョーク
抗酸化作用のある食材を食べるということは、肌に良いクリームを塗ること同じか、それ以上に価値のあることです。
アーティチョークは、消化に良く、コレステロール値を下げ、免疫システムを強めてくれる野菜としても知られています。
ヒマワリの種
ヒマワリの種25gで、一日に必要なビタミンEの37%を摂取することができ、ニキビや吹き出物のない肌を保ってくれます。
ビタミンEは体の免疫力を高め、アクネ菌によってもたらされる炎症を防いでくれると考えられています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本でもおなじみのものもあれば「こんなものをフランス人は食べているんだ!」と思うようなものがあったかもしれません。
まだ試していないものがあったら、ぜひスーパーで探してみてください。
口に合えば日々の料理のレパートリーに加えて、肌に良い料理のラインナップを増やしてみてはいかがでしょうか?