タバコが与える肌への影響
体に対して様々な悪影響を与える「タバコ」。
ガンや心筋梗塞、脳卒中のリスクを高めることは有名ですが、肌にも大きな影響を与えることはご存知ですか?
タバコは「血流の悪化」「老化」「顔色の悪化」といった症状を肌に引き起こします。
そして喫煙者にはタバコ顔(スモーカーフェイス)と言われる独特な特徴が出てくるのです。
タバコはあなたの魅力を奪う
喫煙者は長年タバコを吸い続けると
- 肌のハリがなくなる
- 顔全体がくすむ
- 毛穴が目立つ
- 頬がこけてくる
- ほうれいせんがくっきりする
- クマがひどくなる
など様々な変化が顔に表れます。
これはタバコの影響で肌の老化現象が一気に加速し、引き起こされる現象です。
タバコを吸うことによって、体内に酸素が不足した状態となり「肌細胞が酸欠」になってしまうからです。
さらに「シミ」や「くすみ」を消し、コラーゲンの生成にも必要な「ビタミンC」が、タバコを1本吸うことで1日の必要な摂取量の25~50%も破壊されてしまうことなども原因になります。
毎日タバコを吸うことで、常に肌に悪い状態が続いてしまいます。
喫煙者は、非喫煙者よりもおよそ「10年ほど老化が進んでしまう」と言われており、年々顔の変化が激しくなっていきます。
さらにタバコは顔だけでなく、声帯を傷つけて声を変えてしまったり、化学物質の影響で「抜け毛」や「白髪」を引き起こしたり、臭いがしみついてしまったりと、あなたのもともと持っている魅力をどんどん奪っていってしまいます。
タバコを吸うならスキンケアが必須
依存性もあり、なかなかきっぱりやめるのが難しいタバコですが、何もせずに吸い続ければ恐ろしいスピードで老化が進んでしまいます。
タバコによる悪影響の中でも、顔に起こる変化は非常に大きく、あなたの魅力を大きく損なうことになってしまいます。
タバコを吸うのであればスキンケアに取り組み、すさまじいスピードで起こる老化への対策をしなくてはなりません。
喫煙者にとって、最も必要なスキンケアは「アンチエイジング」に取り組むことです。
非喫煙者に比べて「シミ」や「くすみ」が出来やすく、ビタミンCが破壊され続けている肌にとって、ビタミンC誘導体の含まれるものは非常に有効です。
「シミ」や「くすみ」などの色素沈着を起こしにくくするだけでなく、すでにあるメラニン色素を薄くする力もあるため、絶対に取り入れたい成分です。
さらにタバコは、コラーゲンやエラスチンを減少させるため、肌が乾燥しやすくなったり、大きなシワを作る原因になります。
他にもターンオーバーの乱れや、皮脂の過剰分泌などを引き起こすので、化粧水などを使って丁寧な保湿も欠かすことが出来ません。
禁煙が出来れば最も良いのですが、厳しい場合は徹底的にスキンケアに取り組んでいきましょう。
スキンケア用品の選び方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
【本当に良い化粧水の選び方】おすすめランキングサイトの真実は実は、、、
体内からもスキンケアを取り入れる
きれいな肌を作るには体内に取り入れる栄養も無視することが出来ません。
喫煙者にとって最も重要な栄養素は、やはり「ビタミンC」です。
食事でビタミンCを取る際には注意点があり、基本的に熱を通してはいけません。
ビタミンCは酸素に触れた状態で加熱すると壊れてしまったり、茹でると水に溶けだして別の物質に変化してしまいます。
サラダで摂取したり、サプリメントも使うなどの工夫をしましょう。
そしてビタミンCと一緒にビタミンEも摂取すると効果が大きくなります。
ビタミンEは、タバコにより体内に発生してしまった活性酸素を除去するため「若返りのビタミン」と呼ばれています。
ビタミンCと一緒に取ることで活性酸素を除去して、力を失ったビタミンEを再び復活させることができます。
この2種類の栄養素を重点的に取るようにしましょう。
まとめ
わかっていても、なかなかやめることが難しいタバコ。
老化を推し進め、あなたの顔に大きな変化をもたらします。
喫煙者が若々しい顔を保つには、化粧水などを使ってのスキンケアは避けられません。
いつまでも魅力のある自分であるためにも怠らずに取り組みましょう。